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細項目については変更があるが各章のタイトルは第5章Aircraft Coordinationと変更、System Design Guidanceを第7章として追加することになっている。96年6月5日から10日のエジンバラサブワーキンググループ会議までに案を作成することになった。
議題5. 作業計画の検討(IP3)
IP3:Activeties of GNSSP,(Panel Secretary、ヤーツク)、95年11月のGNSSP(モントリオール)におけるAWOPに関する議題とワークプログラムアイテムの抽出をしたもの。AWOPサブワーキンググループでは、特に、ANCタスク番号COM−9401のワークプログラム項目2)GNSSと構成要素に関するSARPsおよびガイダンスマテリアルの開発、ワークプログラム項目5)民間航空へのGNSS利用の長期的展望、の資料作成に貢献すべきであるとしている。
議題6. アクションアイテムの検討
・RNPのAnnex10での取扱い
RNPをANNEX10に、第1章RNP、第2章ILS,MLS,GNSS...という構成でホワイトページに掲載する案が事務局より提案された。
・用語定義の問題点
AWOPとGNSSP等で統一する必要がある。AWOPでの定義はハイレベルディフィニションであり、全体を包含するものでなければならない。GNSSPWG名古屋での検討を待って再検討することとなった。
議題7. その他(lP2)
IP2:Preliminary Flight Experiments on Local Area DGNSS for Approach and Landing、(N,Takagi、日本)、電子航法研究所が仙台空港で行ったDGPSの実験結果。水平面誤差は2m、垂直方向の誤差4mが得られており、RNPCAT−?精度40m×12mを十分満足している。アベイラビリティ/コンティニュイティの検討は今後の課題である。
(7)あとがき
今回のRNPサブグループ会議は、議長のJ.C.Lawson氏が2月26日から名古屋で開催されるGNSSPWG会議に出席する関係で審議を急いでおり、朝8時半から夕5時半までとかなりタイトなスケジュールであった。トンネルの形状の提案では米国と英国のはげしいやりとりがあった。
RNPマニュアルの目次案や用語の定義の検討にしても、参加国の合意をとりつけるために多くの時間が費やされた。
ところで、各人がノートパソコンを持参してきており、プロジェクタに接続してパソコンの画像を投影する装置が目次案、内容の変更箇所の表示に威力を発揮した。

 

 

 

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